こんにちは。
わたしは統合失調症を患っています。
そして現在、障害基礎年金2級を受給しています。
働きたくても働けない、でも生活していく為にお金は必要。
そこで国から給付される「障害基礎年金」を受給しているのです。
「障害年金」って?
病気やけがにより日常生活や仕事に支障がある場合は、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。
身体だけではなく、精神疾患・精神障害・発達障害の場合も対象です。
「どこで申請するの?申請方法は?」
障害基礎年金であればお住まいの市区町村窓口で行います。(年金事務所での申請も可能)
障害厚生年金であれば、年金事務所で行います。
本人が障害などにより窓口に行けない場合は、家族を含む代理人に委託することも可能です。
「障害年金の申請の相談に来たのですが・・・」と窓口で伝えると、
係の人が親切に相談にのってくれます。
「代理人を社会保険労務士に委託した場合」
わたしは社会保険労務士さんに委託して申請を行いました。
長い道のりでしたが、社会保険労務士さんとのやりとりについては
以下記事に書いています。
↓
記事(現在作成中):「障害年金の申請で社会保険労務士さんがしてくれたこと」
「障害基礎年金と障害厚生年金の違い」
障害基礎年金には1級と2級しかありません。
障害厚生年金は1級から3級まであります。
障害基礎年金は1級はこれだけ、2級ならこれだけ。と等級に応じて定額です。
障害厚生年金は、今までに払ってきた保険料と加入期間の月数により、受け取る人により金額が違います。
「定額の障害基礎年金はいくらもらえるの?」
令和3年度(2021年度)の障害基礎年金は、
2級で年額780,900円(月65,075円)、
1級で976,125円(月81,343円ぐらい)です。
これに加えて、障害年金生活者支援給付金2級5,030円、1級6,288円が加算されます。
※障害厚生年金では配偶者がいる場合、障害基礎年金は子供がいる場合などでそれぞれ加算があります。
「障害基礎年金はいつ振り込まれるの?」
2ヶ月に一度、偶数月の15日(金融機関が休日の場合は前営業日)に指定口座に振り込まれます。
「障害を持っていれば必ずもらえるの?」
これは日本年金機構の審査により認められた方のみです。
審査対象の人によりますが、病気になった、又はけがをして病院で診てもらった初診日時点の保険料納付により決まります。
初診日の前日の時点で、初診日の属する月の前々月までの公的年金制度に加入すべき全期間のうち、
その3分の2以上の期間が保険料納付済か保険料免除済で満たされていれば審査の為の請求が可能です。
そうでない場合は、特例があり(平成38年3月31日まで)
平成3年5月1日以降に初診があるときのみで、初診日の属する月の前々月から
さかのぼった1年間が未納なしの状態であれば請求は可能となります。
「保険料が未納だったので、対象外の場合は無理?」
「特別障害給付金制度」という制度が創設されました。↓
「年金未納で障害年金を受け取れない方に救済の手!「特別障害給付金制度」が創設」
その他
障害者手帳をお持ちで等級が2級であるからといって、障害年金が2級だとは限りません。
もらえない場合もありますし、2級と認定されたり、1級だと認定される場合もあります。
わたしの場合は、手帳も障害基礎年金の等級も2級です。
最後に
申請から認定かどうかの審査は3か月程度となりますが、
わたしの場合は、審査ではNG、再審査で認定となった為、
申請から9か月かかりました。
認定されると、申請月の分まで遡って受け取れるので、
9か月分の振込がありました。
年金が未納で無理だと思われている場合でも、様々な方法で受給となる事があります。
諦めずにお住まいの市区町村窓口または年金事務所に足を運ばれてはどうでしょうか。
適切なアドバイスをもらいながら協力してくれる社会保険労務士さんに依頼するのも心強いですよ。